「あきらめないこと。
それが夢をかなえるたったひとつのほうほうなのじゃ」
みんな大好き、リリーフランキーさんの名作、
『おでんくん』より、
だいこん先生の名セリフだよね。
当時から個人的に思い出深いシーンなんだけど、
DM0を立ち上げてからもクライアントさんの事業改善をする中で難しい局面に遭遇すると、このセリフを思い出す。
(そこは安西先生でいいんじゃないか説は置いといて)
話は変わるけど、この前、長年の戦友の紹介で、
ウチに興味を持ってくれた異業種の会社さんに
「DM0さんの色々ある特色の中で、1番の強みってなんなんですか?」
って聞かれたんですよね。
で、なぜかそん時、
「クリエイティブですかねー」
って答えたんですよ。
そしたらすんごい驚かれたんだよね。
「クリエイティブってむずくないですか?
しかも時間めっちゃかかる割にあんま変わんないっていう経験しかなくて。。。」
わかるー。
多分、ボクの言葉足らずだったとは思ったけど、そんときは軽く流しちゃったんだよね、
(そもそもそんなにガツガツ期待上げるのは性に合わないってのもある)
なので、きっとその会社さんは読んでないだろうけど、
この世界の片隅のマニア向けブログで、アンサーソングを歌いあげたいと思う。
もちろん、
みんな大好きな事例をもとに話してあげるから、
今日も正座して楽しんでくれよな!
で、早速ケースなんだけど、実力派のクライアントさんからこんなケースがあったんよ。
吸水ショーツの都度売りからのサンクスページアップセル®なんだけどさ。
CPAめちゃきつそうだったんよね。
具体的にはこんな感じの数値感だったわけ。


まあ、これだけだったら、まだしもさ。
LTV MAPが壊滅的。。。

優秀なみんなならわかると思うけど、
継続率がこんな感じよ。
見てゲロ吐きそうになったよねww
で、よくよく話を聞いたら、
いろいろテストしたらしいんだけど、
サンクスページアップセル®率が悪いからって言って、
1stepにしたんだって。
その結果がこれだ!
1・2・3!
おい!悪化しとるやないかww
その後もいろいろ試行錯誤したみたいだけど、
どれもさっぱり。
死にそうな顔の責任者さんが、
「やっぱ商材的に厳しいんですかねー」
キター!♪───O(≧∇≦)O────♪
「あきらめないこと。
それが夢をかなえるたったひとつのほうほうなのじゃ」
さあ、ココで恒例のクイズ!
YOUならどうする?
「とりあえず継続率上げましょう!」
「アップセル率上げましょう!」
「CPA下げるために導線離脱率下げましょう!」
クライアントさんとDM0の優秀なスタッフたちが色々考えてる中、
ボクが放った無茶苦茶なセリフが
これだ!
1・2・3!
「都度でも定期でもないのはどう?」
「えっ・・・何言ってるんすか?」
「友達以上恋人未満ってのはどう?」
「えっ・・・だから何言ってるんすか?」
「いや、だから、都度以上定期未満ってのがいいと思うんだよね」
「『2回お試し』がいいんじゃない?」
クライアントもスタッフも全員頭の上に?マークが見えたけど、
「なるほど!
『間を取る戦法』ですね」
ってDM0のスタッフでも特に優秀な一人だけが、
すぐに本質をわかってくれたよ(そんなダサい名前付けた覚えはないけどなww)
たぶん、みんなついてきてないと思うんで、
ちょっと丁寧に整理してみるね。
そもそも課題ってのは、
☑ アップセル率が低い
☑ 継続率がバカ低い
☑ CPAがバカ高い
ってコトだよね。
で、ボクの思考を整理すると、
定期にする意味なくね?
でも、都度で売るんだったら、初回である程度回収しなきゃだから、単価上げるしかなくて。シンプルにCPAきつくない?
ところでみんなテイスティングする?
あれって何の意味があるんじゃろ?笑笑
(「洗い流したりないところはございませんか?」と同じくらい発言権ないww)
要は、
「初回でテイスティングしてもらって、2回目にボトルを届ける」
つまり、

っていうのが爆誕したわけ!!
正直、めちゃくちゃ興奮したんよね、そん時。
「また歴史を動かしてしまった」ってww
あー、もう我慢できない!
実際のクリエイティブがこちら!
で、結果がこちら!

キター!♪───O(≧∇≦)O────♪(2回目)
都度、1ステップ、2回おためしプランを比べてみると、バランスの改善が一目瞭然だね!!

いや。。。待てよ。。。 まだだ。
まだ、なんか定期感が抜けてない。
テイスティングはプランなんて言わないし、 テイスティングは2回じゃない。
そう、あくまでも1本ワインを頼んだだけなんだ。。。

Iさん、ボクがあんとき言及した、
DM0のクリエイティブって、
「課題解決を創造する」
って言う意味だったんですよ。
たまに言われるんですよね。
「こんなに事例公開していいんですか?」
って。
全然OK!だって、チェリーピッカーがトレースを繰り返してる間に、俺たちは、自ら設定した難局を突破するために、こうやって新しいクリエイティブを生み出し続けるんだからさ!
そう、あきらめない心でね。