「勝った年の総括が一番難しい」 | 田村雅樹のゴールデンルートストラテジー

「勝った年の総括が一番難しい」

35。
この値、長いと思いますか? 短いと思いますか?

答えは、場合による。

足のサイズならめちゃ大きめでしょうし、偏差値なら低め。
電話受注率なら企業によっては低めだろうし、トライアル転換率なら高めかな?

そもそも、高い、低いというのは、
相対的な指標なのです。

そして、この相対的な数値というのが、時に人間の目を狂わせます。

たとえば、ある遊園地の来場者数。
一見すると、10月が高く、1月が低い。

あなたなら、どこを伸ばしますか?
1.2月を伸ばしたいですか?

実際、一番伸びたのは、10月でした。
同じようなことが、通販企業の総括(結果を持ってする、戦略の振り返り)でも起こります。

去年と比べてよかった。
過去5年で一番よかった。

うーー。

カンパーイ‼︎‼︎

来年も「この調子」でがんばろー‼︎‼︎

と、振り返ることをやめてしまうのです。

100歩譲って振り返ったとしても、

踏襲! 深化‼︎

と通りはいいけど、簡単に言うと、思考停止が起こります。

 

これはクリエイティブで言うと、
流用ってヤツです。

 

僕が、マーケターやクリエイターとして、
世の中で一番嫌いな言葉です。

 

そんな時に、自分に言い聞かせてる言葉が二つあります。

「過去にベストなし」

「自分以外全員アホ」

 

いやー…また嫌われるなww

 

とにかく、

Push the limits!

常識を超え、新しい常識を創って、
そしてまた、その新しい常識を壊していく。

 

マーケティングにもクリエイティブにも
終わりはありません。

というか、不易もなければ、パーフェクトもない。

 

たとえば、この100年で、

プロダクトアウトからマーケットインへ。

AIDMAからAMIDASへ。

 

ウチの会社からも、
バンバン新しい理論やフレームワークが、社員から出てきます。

 

それはそうです。

だって、ウチの会社には、
日本中の商品、販売、個人情報以外の顧客データ、結果が溜まっていくんですもん。

 

そして、それを壊していっています。

ねっ。

 

we promise your success.

-All